加害者家族について考えてみた
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さて。
今夜はこちらの本についてゆるゆる書いていきたいと思います( ..)φメモメモ
『加害者家族』 鈴木伸元
この本のテーマは、犯罪者になった人物と同様に償うその家族についてです。
加害者家族って、被害者や被害者遺族からみたら、恨む対象になる場合が多いですよね。日本だと、子どもが事件を起こしたら親の責任だ、とまでいう風潮がありますよね。
でもどこまで加害者の家族たちは償いをしないといけないんでしょうか。
加害者の家族たちも、かなりのバッシングをされます。そして自殺にまで追い込まれる場合もあります。
加害者側なんだから、死んでも当然なんでしょうか?
そんな疑問が投げかけられています。
わたし自身はきっと自分が被害に遭ったり、家族が被害を受けたらきっと加害者や加害者側の人たちを許せるかって聞かれたらわかりません。
きっと許せないんだろうと思います。
でも、本の中にあったバッシングの内容を読むと、ネットによって個人情報が流出して加害者家族は仕事も家も人間関係まで失うのを知るとそこまでの破滅を望むのか?と考えてしまいます。本書では、犯罪者の家族ということで、その犯した罪を一緒に償うべきと考える家族が多く出てきます。かなりつらい判断でしょう。
かつては加害者家族は彼らを支援する団体などがなかったそうです。
でも今はあります。加害者家族にも、誰からも脅かされずに生きる権利がある。
生活の保証があった上で、加害者が起こしたことに向き合っていくのがいいと思う。
今の日本は、犯罪者は捕まって刑務所の中にいます。それは、犯罪者の更生を考えているんですが、加害者家族を守る法律があってもいいんじゃないかと思います。
犯罪者の方が手厚く守られている気がします。
そして一番守られないといけない被害者や被害者家族のプライベートも同様にマスコミによってプライバシーが侵害されている現状がありました。
※2004年に犯罪被害者等基本法が施行され、被害者支援がされています。
◇マスコミの過剰な報道姿勢も規制するべきなのでは?
本の中では、マスコミが加害者の家の周りを取り囲み、連日にわたり報道や近所へ聞き込みをしています。ニュースを見ると、一体だれのためにここまで調べるんだろうという細かい内容も飛び出してきます。
知る権利でしょうか。しかし、過剰な報道は誰も幸せにしないんじゃないかと思います。
本書では、マスコミらがある程度取材する時には被害者側、加害者側、それらの近隣住民らに配慮するという方針を取っているみたいです。
わたしは法律でマスコミの取材の規制をする方がいいのではないかと思って読み進めていました。これもまた本書で書かれていて、現状では国がそのように規制することは、表現の自由に反するそうで、無理らしいです。
ということは、現状ではマスコミの配慮に期待するしかないみたいですね。
皆さんはどう思いますか?