究極の恋愛論!?『泣かない子供/江國香織』を読んでみて
こんばんは、totocco(トトッコ)です(*´ω`*)
今日は早めに家事を済ませて実家にゃんこにお昼ごはんをあげにいきました☆
冬のにゃんこってなんであんなにかわいいんでしょうね。
毛がふっくらもふもふもふとしてていくらでもナデナデしちゃいますヾ(・ω・*)
もうずっとニコニコが止まりませんでしたw
さて。
今夜は今読んでいる本の紹介をしていきます^^
それは、江國香織さんの『泣かない子供』です。
こちらの本は、1996年の本らしいです。
本のいいところって、昔の本も読めるところですよね。
江國さんは好きな作家なので、全作品をいつかコンプリートしたい( *´艸`)
それでは、今読んでいるところまでの感想をゆるゆると書いていきます( ..)φメモメモ
◇感想
●江國さんの世界観
江國さんの本はとても儚くてもの悲しいものが多い印象です。
読み終わった後に、心をゆっくりと揺らしてくるような感覚です。
なんとなく泣きたくなったりします。
例えるなら、秋から本格的に寒くなる冬のような本。
●本作の感想
『泣かない子供』では、江國さんの恋愛観や本で受賞した時のことなどが書かれています。
彼女の恋愛観は究極の恋愛なんだろうな。
本の中の「ラルフへ」では、おそらく江國さんの不倫の話が出てきます。
日本だと不倫は、社会的に許されないものという風潮ですね。
それを考えると、江國さんの思考は少しズレていると思う。
でもズレていても、人に恋をすることを恐れずにしていく彼女の純粋さに驚いた。
わたし的には不倫のニュースを聞くと、一瞬ショックを受ける。
でもこれは当事者のことだから、わたしにはどうしようもできない。
だから不倫を認めるor認めないではなくて、そっかという感じ。
江國さんは、妻と恋人をごはんとお菓子という描写がある。
…うーん、難しいですね。
心の中だけで思いあうだけじゃダメかな?
恋愛は人の数くらいいろんな形があってもいいと思う。
江國さんの『きらきらひかる』も、ある夫婦と夫の恋人が登場するけど、これも究極の愛だと思う。
だって、性愛を抜きにして一緒にいるんだもん。
本当に大切なんだって伝わるんだもん。
この理論でいくと、わたしは同性愛者たちの恋愛も究極の愛だと思っている。
人間ってとても難しくて、単簡には白黒つけられないところが多いよね。
江國さんの作品は賛否両論が多いと思うけど、一つひとつを味わっていきたい。
◇さいごに
江國香織さんの本は他にも、『泣く大人』、『雨はコーラが飲めない』
『いくつかの週末』、『思いわずらうことなく愉しく生きよ』など読みました。
近いうちにブログで感想を書けたらと思います^^
それでは☆