【読書感想文】『きょうだいコンプレックス』を読んでみて
こんばんは、totoccoです(*^-^*)
突然ですが、みなさんには兄弟はいますか?
そして兄弟とは仲がいいですか?
兄弟のこと好きですか?
今回は兄弟との関係について悩む方に向けて書かれた本の紹介です( ..)φメモメモ
個人的な備忘録としてゆるゆると書いていきます^^
『きょうだいコンプレックス/岡田尊司』
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 心理学 > その他
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 862円
◇感想
兄弟コンプレックスを抱くのは、兄弟間の嫉妬である。
わたしよりも弟の方が親から愛されたっていう感情がその後の軋轢を生む。
しかしコンプレックスを抱く原因は当の子どもたちではなく、彼らを育てる親にある。
親が自己愛が強いと、自分にとって良い子と悪い子を作り出す。
そうして作られた役割を子どもたちは演じなければならなくなる。
また幼少期に親から十分な愛情をもらえなかった子どもは精神的に不安定となる。
わたし自身は、母からきちんと愛情をもらえていない気がした。
年子の弟をよく溺愛してた母に振り向いてほしくて勉強や就職も頑張った。
それなのにちっとも振り向いてもらえず、どうして?といつも思っていた。
この本に出合えて本当によかった。
両親とは距離を取って過ごすことが大事のようだ。
以前読んだ本に、親と距離を取ることで罪悪感を持たなくていいっていう記述を読んでてよかった。
岡田さんの本を読んだときは、でも親と距離を取るなんて簡単にいうけど、無理だって思っていた。
親から離れるなんてかなり罪悪感を感じてしまうから。
でもなるべくお互いにとってよい距離感で過ごしていけたらなぁと思う。
◇さいごに
もう少しボリュームがあったらよかったなというのが正直な感想です。
しかし、この本から兄弟のことを知れたのがよかったです。
岡田さんの本は、愛着障害のことやパーソナリティ障害などがありますね。
何度も精読したい本が多いので大変です笑
兄弟の関係で悩んでいる方は、この本が解決への糸口になるかもしれません。
ぜひお手に取ってみてください^^
では、totoccoでした☆