【読書感想文】『泣かない子供/江國香織』Part3
どーも、totoccoです(^^)/
最近はキーボードで入力する時に気持ちだけ先走ってしまって誤字ばかり打ってます苦笑
なんとかしたいw
さて、今回も江國さんの本の感想を書いていこうと思います^^
『泣かない子供/江國香織』
◇感想
●「いつもの鏡、いつもの鋏」にて
江國さんの美容室の話です。
美容室に行くと、女性客同士の緊張感や美容師との会話について書かれてます。
どれもなんとなくわかるし、わたしがなんとなく苦手なのはこういう雰囲気がここにはあるからと納得しました。
また、美容室からの帰り道は自信回復という江國さんの言葉がすごくしっくりきた。
わたしも自信回復しているのだ。
美容室ってなんとなく敷居が高く感じる空間だとわたしは思っている。
だから、地元にいる時はなるべく同じお店に行っていた。
新しいお店に行くのはドキドキするし、うまく注文を伝えられないような気がするので苦笑
でも、同じお店でも仕事を辞めてから行くのはすごくつらい思いをする苦笑
美容師のおばちゃんはただのおばちゃんではなくって、
近所の人だからうわさ話が広まるのも嫌。
だから、髪をきれいにしてもらっている間はお芝居をしていたんですよね苦笑
前の仕事をまだやっているという設定で、食品会社の事務職。
当然おばちゃんは「最近仕事どう?」なんて聞く。
わたしはケロっとして、こんなことがあって大変という何か月か前の困った先輩の話を最近あったという顔をしながら話す。
おばちゃんはそれは大変やねっていいながらチョキチョキと鋏を動かす。
今日もうまくいったなと思いながら、お店をあとにしてました。
現在は、顔見知りのいない夫の地元で暮らしているので演技することなく
自然体でいけるのがうれしいなと。
今通っている美容室は、全員女性のスタイリストさんたちのお店。
行く直前はドキドキしているけど、行ったらすごく行ってよかったと思わせてくれる。
そしておばちゃん美容師がすごく腕が良い。
わたしのくせ毛を計算して、うまく切ってくれる。
地元の美容室よりもいい感じになるから、もうここの虜w
結局帰る時にはすっかり元気になって鏡をみるのが楽しくなってしまう。
◇さいごに
今回は美容室の話でした。
美容室のなんとなく行きづらい雰囲気、でも帰り道はルンルンになる理由がわかってすごくスッキリした話でした。