【プチ読書感想文】『新・怖い絵/中野京子』
こんばんは、totoccoです☆
今回もプチ読書感想文です。
ゆるゆると書いていきます( ..)φメモメモ
『新・怖い絵/中野京子』
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > 西洋美術
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,944円
◇感想
読み応えのある本。
大塚国際美術館に飾ってある絵も載っていて、本を読んでから美術館に出かけるのがとても楽しくなった。
美術館はこれまで絵そのものを見て楽しんでいたけれど、絵についての背景や予備知識が身につくと何倍も楽しめるからとてもおススメ( *´艸`)
ちなみにこの本の表紙の女性はオフィーリア。
彼女は婚約者から一方的に反故にされてしまいます。
また絵の中の彼女はこの後、水底へ引きずり込まれて息を引き取ります。
なんとも儚い女性でしょうか。
そして現在ではモデルといえば憧れの職業となってますが、
当時は娼婦と変わらない扱いでした。
余談ですが、バレリーナも貧しい階級の出身の少女たちで、
これも娼婦と変わらない扱いでした。
当時の女性たちの身分ってとても低いし、働くことは卑しいものと考えられていたんです。
しかも賃金もかなり低い。
すごく生きづらい世の中だったんだなと思いをはせます。