【読書感想文】『母が重い!』から親子関係の苦しさを和らげるヒントを探す
こんばんは、totocco(トトッコ)です^^
ここ最近は結婚式の準備のことで頭がいっぱいでアップアップしております(-_-;)
今夜は、図書館で借りてきた親子関係に関する本を紹介したいと思います。
母が重い! しんどい「母と娘の関係」を楽にするヒント [ 下園壮太 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会 > 女性・家庭問題
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,404円
◇どんな人に読んでほしいか?
今現在親子関係で悩んでいる方に読んでほしいです。
わたし自身も家族との関係に悩んでいて、今日は何か解決の糸口が欲しくて図書館をぐるぐるとさまよっていました。
本の内容は、読みやすかったです。
そしてわかりやすい言葉で、母と子どもの関係について解説されていました。
◇感想
わたしは、日常生活で何か失敗したときに小さいころに母から受けた言葉や態度を思い出します。
そしてそこから、今うまくいかないのは母との関係がうまくいかなかったからなのではないかと悩んでいました。
自分に対して自信がないので、周りの人から何かを言われる度に
「わたしが悪いからこんなことを言われるんだ」とか
「わたしが悪いから物事がうまくいかないんだ」
と原因をずっと自分にあると考えて落ち込んでいました。
しかし本書の中では、同様の悩みを抱えている人が多いということが書かれています。
自分だけじゃないんだって少し安堵しました。
そもそも家族って、お母さんはわたしのことを大切に思ってて、お父さんは優しくて…というのは、TVなどのマスメディアが作り出したものらしいです。
みんな作り物の家族が本物なんだって信じ込むから、その作られた家族と実際の自分の家族を見て悩むようです。
他の家族の中のことは見えないからね。
マスメディアが作ったものが本物って思っちゃいますよね。
わたしも信じ込んでました。
どこかに平均というか標準というか、そういう基準の家族がないと自分たちの家族は普通なのか違うのか分からないですもんね。
なんか、これは『コンビニ人間』での普通の話とつながっている気がしますね。
たくさんの人間たちが思う、なんとなくよさそうなものが「普通」とされているのかもしれませんね。
そこには多様な家族は存在しない。
だから家族で悩んでもみんな他の人に家族のことをなかなか相談や話ができないんじゃないのかな。
みんなは「普通」の家族なのに、話したことでわたしの家族は「異常な家族」って烙印を押されてしまいそうって思うとか。
友人たちは何でもない顔してるけど、もしかしたらすごく悩んでいるのかもしれない。
家族の問題はなかなか見えにくいのが問題ですね。
◇おわりに
母との関係に悩むことが多いのは女性だそうです。
この本から、1人でも多くの方が救われますように。
まだこの本は途中までしか読めてないので、もしかしたらまたブログに取り上げるかもしれないです。