当時の手紙事情について inオランダ
こんばんは、totocco(トトッコ)です(*^-^*)
突然ですが、みなさんは最近手紙を書きましたか?
今回は17世紀のオランダの手紙事情についてです^^
中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇 [ 中野 京子 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > 西洋美術
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,674円
◆感想
言わずと知れた画家、フェルメールの作品が紹介されています。
フェルメールと言えば、真珠の耳飾りをつけた少女が描かれた絵がとても有名ですよね。
今回紹介されている絵画は、「恋文」です。
「恋文」では、家の台所で女主人と召使の女性が手紙を差し出している絵です。
絵の中に潜むストーリーを読み解くことも面白いですが、またちがう機会に。
今回は手紙をメインに取り上げていきます^^
当時のオランダはプロテスタント国家であったため国民の識字率は高かったそうです。
自分たちで聖書を読まないといけないですもんね。
そして手紙の中身の内容の秘密を守る方法も編み出されたようです。
それまでは、手紙は盗み見られるものという前提だったそうです。
しかし蠟(ろう)で封をして上からスタンプを押すことで、解決します。
ちなみにこのスタンプのことを、シーリングスタンプというらしいです。
現代のわたし達はよくアンティークな手紙のイラストでロウで封をされている手紙を目にしますが、これは17世紀ごろの様子だったんですね!
※一般的には手紙のブームは18世紀らしいですが、オランダでは半世紀も前からブームになってたそうです^^
◆さいごに
当時のオランダの手紙事情について書きました(*^-^*)
今では手紙よりもメールの時代となり、次第に手紙を出す機会が減ってきていますね。
しかし当時の人々の手紙事情を知ることで、今との違いを楽しむきっかけになったなぁと思いました^^
個人的には、先日結婚式の招待状にシーリングスタンプ風のシールを封筒に貼ったので、あれはシーリングスタンプだったんだなと勉強になりました!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^